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2005/11/29 韓国遠征 in 海外

冬の実走

昨夜はよく寝られたがこれからの予定を考えると気が焦ってくる。
昼前に迎えにきてもらい基地に向かう。

次のマシンは34Rである。ヘッドのみ降ろしてあったが今見ると
搭載されていた。このエンジンも日本製のようだが考えつかない
制作内容のようだ。2.7LのロングストローククランクにSTDストロークの
ピストンが組まれていた。ピストンがブロックより1mm飛び出しているのだ。

当然ヘッドG/Kは2mmが組まれていたようだが、、しかしG/Kのボアリングには
ピストンと擦れた跡が見られた。後で聞くと越下だけ買ってきたそうだ。

こちらから送っていたヘッドとカムを組み付けている。クリアランスは
日本で調整済みである。34Rの室内は超豪華仕様であった。

バルブタイミング調整ツールは持ってきている。バルブタイミングを
とりエンジン始動の段取りをしているが時間はあまり無かった。
夕刻前にはシャーシダイナモの予約をしてあるからだ。
金プロデーターを注入する。この仕様のデーターは豊富にあるので
始動一発である。シャーシダイナモにかける為エバーランド近辺に
向かう。




途中のガススタンドでチューニングカーを発見!
オーナーは韓国一番のGT-R乗りらしい。その他のマシンも素晴らしい
コンディションでおかれていた。

時間に遅れること2時間・・やっと到着してローラーに乗せると
車高の問題で回すことが出来なかった。
仕方なしに戻ることにした。道はどこでも混んでいて深夜にならなければ
完璧な実走は出来そうにない感じだ。先ずはローブースト1kを完璧に
仕上げておいた。調子は良いそうで前回のハイブースト並みのフィーリング
だと言っているが・・僕は普通だと思っていた。

基地に戻るともう次の車両からエンジンを取り出す作業中であった。

実走の出来る時間帯まで夕食を獲りに行くことにした。
韓国の料理屋はほとんどどこでもハングル文字でしかメニュー案内が
無いようだ。観光客エリアでは無い所だけかもしれないが?

その後実走を開始するべき近所の高速?に向かうが作業するまでに
油圧がゼロになってしまった。何か苦しそうな異音がしたと思い
油圧計を見るとゼロであった。エンジンは停止してしまった。

積車のお世話になった。。
その後のやりとりはなかなか壮絶であった。
明日原因を明確にするため急遽エンジンを降ろすよう指示を
した。我々はオイルポンプが破壊されているかストレーナー脱落であると
断言していた。オイルポンプは新品だしドライブミスもしていないと
言っている。ドライブミスは無いことは同乗で判っているのだが
メカミスまでは判らない。
上島のテンションは上がっていた。僕はミスはないと確信していた。
海外の仕事では日本の常識は通じないところがある。
エンジントラブル要因に国境はない。

明日からの段取りを決めてモーテルに戻った。

(澤 英一郎)

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