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2006/05/17 私用 遠征 in 某ストリート

有る出来事。

昨日HKSの政策説明会がホテルで行われた。
HKSの社長と重役さんがこれからのチューニング業界を
取り巻く問題やこの先の展望を熱く語られた。

HKSの社長とは面識はあるのだがオートセレクトはドライバー関係の
印象を強くもたれているようで、僕は汗をかきながら現状の説明をして
思い出して頂けた。
国内需要の減少・・スポーツカーの消滅と規制が足かせになっている
部分もあるようだ。
大手自動車メーカー側も環境問題と品質維持でマニュアルすら公開しない方向にあるようだ。整備はデーラーで管理する方針かもしれない。
実際、マニュアル無しでは整備すら出来にくい状態になってきている。
マニュアル指示と多数派意見に従う国民性も出ていると思う。

しかし、車を只の移動する道具と考えない、ファッション・スピード・パワー感を得たい画一化を嫌う、国産ユーザーも居る訳だがどうも無視されつつあるようだ。
これからも車遊びを追求・パワーアップパーツを広く提供するHKSに期待したい。

さて・・・イベントだが、私用で名神東名高速を走り箱根近辺まで行く用事が
有ったので、ユーザーカーの慣らし運転を兼ねての移動道中の出来事だった。

停滞を避ける為に早朝に名神高速に乗り、第1の給油と休憩地(養老)を
過ぎ、流れに乗って走行車線を流していた。
名古屋手前だろうか遙か後方から赤色回転等を回しながら流れをコントロールしているパトカーが見えた。
そのうちに私の車に追いつき、追い越しざまに横に並んだ時助手席のポリスが
マイクを握っているのが見えた。
そのうち追い越されるとリヤガラスに垂れ幕が出ており、停止しろ
と見て取れた。仕方なくバス停に停車した。



「なんでっか?」

「触媒ついとるか?!」

「・・・しりまへん」

「しらん?」「誰の車や?」

「お客さんの車です。」
「車屋ですねん、、、、」
「車検はOKだから触媒はついとるやろ」

「バンパーが煤けてるが、触媒ないやろ!?」

底を見る、。。
最近の触媒は判りにくい。。マフラーの後ろで
音とにおいも嗅いでいる。しかし不思議そうな様子。音も排気ガス臭もしない筈!だから。

「触媒らしきものはあるようだ、バンテージも巻いてあるな?」
「えらい改造がしてありそうやな・・」
「カナードもついてるしな・・・」
何がしたいのだろ、やたら詳しい。
しかし俺は本職だぜ!
「オーバーハングのナニコレで合法なんですわ」
「ホイルのセンターから地面間のアレコレ・・」

「陸自の場所によってはアレコレ・・」

だんだんむかつく・・しかし自粛!
「まあ自分の車、お金かけて好みにするのは自由やろ!」
「GT−Rでっせ!スポーツカーを目の敵にしているのでっか!」
「スピードはでてまへんで!」

「足も堅そうで・・・」

「乗り心地は個人の好みでっせ(笑い)乗用車と同じにせんとってや。」
「スポーツカーいじめでっか!?」

「いやいやミニバンとVIP専門や!スポーツカーを目の敵はしてないぞ・・」

「サーキットも走る車ですのでね!商用車と同じに
したらあかんで〜どれほど安全か!ブレーキもほれ!でかいでしょ!」
「ほなも〜ええですか!?」
乗りかかると・・・

「まだやぞ・・・」「誰がもう良いと言った・・!」

そろそろ・・謝るふりで納め時やな
「安全運転を心がけます、、、、そろそろ行かしてくださいな・・」

「触媒?なさそうだけどな!なにやら
センサーも付いてるし・・・」
「フェンダーもワイド?タイヤは出てないな!」

・・・・・・
泣きそうな顔して許しを?乞う。

免許は見せただけ、免許ケースに入れていた
サーキットライセンスを見逃しはしなかった。

「TIもいっとるんか!」

「ゴールドでっせ!安全運転を心がけてま!」
「TI・・なんでわかりまんねん?」

「グリーンのコース図の・・」

「さすがですね〜良く行かれているのですかぁ〜♪」
「公道では安全運転を心がけています。。。」
やっとパイ!?

「まだまだ先で止められるど!」
捨てぜりふで〆

お布施無しで終われば、サッサと立ち去られる。その後、、前方でベンツのフルスモのドレスアップ車を停めていた。

これがある意味現実かもしれない、規制緩和になったからって
サイレンサー1個の芯を入れなければ爆音のマフラーを量産販売
していたメーカーやそれを煽ったメディア、それらを取り付けていた
業者(我々を含め)反省をしなければならないようだ。
マフラーの音量に関しては実際問題、そこそこでなければ
走らすのも嫌になる。TPOに応じた音量を考えなければならないと
深く思っている。

規制強化の方向性に向かっている様だ。超高性能なアメリカ産の
スポーツカーがどんどん日本に入るようになれば規制緩和もあり得るかもしれないが、望みは薄そうだ。

この業界も一部地下に潜る事もあり得る・・ユーザーさん次第だろう。
我々は同じ志と要求を持ったユーザーさんと同じ条件・使用用途にたって良い方法を模索していかなければならないと思っている。
現役?でいなければ進歩はない。
車のスピード全般とパワーは全世界の人間(特に男)の3大欲求の次に位置するモノだと考えていたい。

(澤 英一郎)

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