関西でL型チューン全盛時代、メカオンリーだったチューニング業界に
ターボチューンが登場し始め、ターボの圧倒的パワーを味わうためにいち早く開発に取りかかりました。
当時、ターボエンジンのノウハウなどは全くなく、市販車ではポルシェ/BMW02ターボくらいでした。
しかし、海外では盛んにチューニングが行われており、私は海外のチューニング雑誌等を読みながら
色々試行錯誤しました。「大パワーを得るには...」という単純な考えで
スタートし、その後しばらくは様々なトラブルに見舞われました。
300馬力でも駆動系のトラブルが続出した時代に400馬力以上のパワーで耐えられるはずもなく、
その対策に追われる日々が続きました。そして何とかそれらを克服し、0-400m大会に出場できるようになるまで煮詰まり、
ホリデーオート誌の0-400m大会にエントリーしたのです。
240ZGの3リッター、TO-4Bタービンのウェストゲート仕様で、ソレックス製キャブレターによる燃料制御でした。
メカチューン全盛の中、異色のチューニングカーでしたが、ストリートでのテストでは 3速以降の加速はメカチューンの2速に匹敵するくらい強烈で、「これからはターボチューンなしでは パワー競争に勝てない」と実感したのでした。 この頃からすでにターボチューンに取り組んだお陰で、それ以後の0-400m大会や、 谷田部の最高速テストなどで有利な展開を繰り広げることができ、 満足する結果を得ることができました。
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