今年最初のイベント TIアタック

Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2002/01/23 03:00

TEST&ATTACK in TIサーキット英田

久々のダイアリーに少し緊張しています。
去年の後半から悪夢の日々が続き、当方も萎えモードになりかけていたけどその原因も解決をし新たな気持ちで迎えた2002年の最初のBIGイベント”TEST&ATTACK DAY”ショップデモカー公開テスト。
TIサーキットでのタイムアタックは去年の11月以来で毎年、自己タイム更新していた記録が去年はトラブル続きで見送りとなった今、狙うはコースレコード更新!それしかなかった。

しかし、今年に入って車は最高の状態で仕上げてくれたのだが、自己管理不足なのか
左足裏の負傷で当日の1週間前まで歩けない位に悪化、医者に通っても言われることは同じ、「日にち薬だから安静にしてなさい。動かしたら治らないよ」と・・・
情けない!この状態じゃクラッチが踏めない! 今回は辞退かな? イヤ、どんなことが有ろうとも走るぞ~と気持ちの中で格闘しながら日にちが刻々と近づいてきた。 
前日に成った頃には少しは傷も治りかけてきて2週間ほとんど使わなかった為、踏力が低下し、GT-Rのクラッチが重くそして足裏に激痛が走る、、、
みんな心配してくれて「どうですか? いけます?」と聞かれると何故か素直になれなくて「何とかなりそうやわ、踏む場所変えたら大丈夫!」と言った物の 不安一杯で当日を迎えました。

当日、サーキットは冷え込みがきつく路面温度も2℃、小雪が舞い散る中、1回目公開テスト開始、先ずは久々にリフレッシュした33イエローシャーク号をドライブ、走り出すと足の痛みより寒さで身体が動かない、、、
各部チェックしながら走行、3~4周目でやっとタイヤのグリップ感が出てきて軽く流してPIT IN、足セット&エアーチェックし再度フィーリングを見がてら4周して34イエローシャーク号とチェンジ。
足裏の状況も余りよく無いけどそんなこと言ってられないし即発進・・・
やはり乗りやすい!ブレーキもABS付きだからスリッピーな路面でも安心してブレーキを踏んでいける。でも直線の加速は断然33の方がパワフルでじゃじゃ馬のような加速だが34は加速こそ並だけど下からブーストも立ち上がるしコーナースピードも高い!!「ひょっとして34の方がトータルでは速いかも・・・」と瞬時に感じ取れた。
5周ほど流してチェッカーが出てPIT IN。結局、

33イエローシャーク号  1’39”499
34イエローシャーク号  1’39”083

1,2タイムで終了した。

タイヤの状況から考えるとアタックは間違いなく37秒台は見えてるけど今日の天候、身体のコンディションからは自己の持つ 36”6は無理な予感がしていた、、が、心の中では”条件さえ良くなったら出せる!”
・・・・絶えず前向きな考えでタイムアタックに掛けていた。

2回目の公開テストでは少々の仕様変更をしてもらい、他ショップカーはフレッシュタイヤでアタック初めていたけど、私はマイペースで此処でも先ほどと同じ条件での回転数&ブースト&タイヤで走行。

結果、

33イエローシャーク号  1’38”619
34イエローシャーク号  1’38”870

3,4番手タイムで終了した。

終わってから2台のタイヤを見たところ、、、限界を超えた可哀想なタイヤが・・・(^◇^;)

TOPはFEED FC 1’38”112
2番手は白鮫R32   1’38”619

う~んフレッシュタイヤでのタイムだから。
タイムアタックでは行けそうだと内心安心していたが足の調子が思わしくなく車から降りたら激痛が走る 多分治りかけていた所の皮が剥がれ悪化してる模様だ  無意識にチェンジ時のタイミングが狂ってギアーが入りにくいしフットレストに踏ん張れないのだ。
此処でリタイヤ出来ないしひたすら時間までサービスカーの中で待機していた

いよいよアタック開始、先ずは33から・・・
路面状況が各コーナーでオイルが出てるとのアナウンスが・・・
まぁ、条件は皆同じだからその場でのベストタイムを出そうと自分に言い聞かせコースIN、今回タイヤの比較テストを兼ねてDLとYHを同条件で履き比べてみた。
先ずはDL、2周十分にタイヤを暖めアタック開始!
さすがに本気ブーストは速い! 気持ち早い目にブレーキ開始してもオーバースピード気味、路面状況が良くないみたいだしクリアーが取れない
・・・2周計測でベストが
1’37”931
もぉ~、あの時の車さえ居なければと思っても仕方がない。
素早いピット作業でタイヤ交換、次はYH048。
初めて履いての走行なんでタイヤの癖も解らないままアタック開始
1コーナーブレーキング・・・止まらない!!
ブレーキング時のフィーリングが全然違う、舵を入れても初期の反応がDLとは違うけどトラクションの掛かりはYHに軍配が上のような・・・
クリヤーが1周だけ取れて結局タイムは
1’37”607  1番時計だ!  
2番手はシャーク井入君の32 1’38”281
3番手FEED FDの    1’38”615
条件が悪くなってなのか思ったよりタイムアップしてる車両が少ないようだ

次は34イエローシャーク号の出番だ
33と同じように途中でタイヤの履き替えテスト
このクラスはタイムが遅いクラスなんでクリヤーが容易ではない
んで十分に間隔を開けてアタック準備をしていたがやはり広範で詰まってしまってDLでのタイムが伸びない!
結果
1’38”256
YHに履き替え何とか終わり5分前にクリヤーが取れて
1’37”468
でチェッカーを迎えた

順位は
1  澤 誠二郎 BNR34 AS 34イエローシャーク ラムズ 1'37.468
2   澤 誠二郎 BCNR33 AS 33イエローシャーク ラムズ 1'37.607
3   井入 宏之 BNR32 セントラルサーキット 1'38.281
4   加藤 雅也 FD3S FEEDレーシングチーム 1'38.615
5   和田 Q JZA80 トライアル 1'38.622
6   杉原 直弥 BNR34 ナギサオートNAMSとRAM'S 1'39.432

結果は34,33,32と面白い結果になったけど、AS GT-R勢圧勝となり今年一番のイベントに好成績を納められ2002年の幸先良いスタートの始まりとなりました

今回イエローイーグル号はマシーントラブルでアタック出来なく残念でしたが何か良い手応えがあったみたいなので次回に期待したい!!
そしてユーザークラスの報告は次回で・・・

(澤 誠二郎)