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チューニングの証明
Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2004/06/26 18:54湾岸デモ走行 in 某ストリート
日本のストリートチューニングは減退期で有るが海外では日本車のチューニングが一番注目されている。日本ではチューニング系雑誌ですら廃刊に追い込まれているが海外チューニングメディアは盛んに日本の最新チューニングを取材している。
我々の所ですら海外メディアが取材依頼に来る、彼らの求めるところ等は言葉の問題も有るがチューニング等に関しての意志の疎通は十分出来ている。
前回の台湾のチューニングカー雑誌からの取材で知り合ったKさんのお願いでチューニングカーのデモ走行をすることになった。デモ走行車両は前オーナーさんから日本国内で売却しないことを条件に譲り受けた80スープラで有る。この車両は新車当時からオーナーさんと試行錯誤しながら2002y当時で考えられる最高のチューニングを致したマシン、使用用途は湾岸一区間最高速アタックマシン。サーキット走行はしないストリート用戦闘機であった。チューニング2JZエンジン+3037Sツイン 当時のセッティング時はブースト2kで確認している。オーナーの魂がこもった状態で譲り受けメモリアルマシンとして保存していたマシンである。
6月の梅雨時期で来日の時期の調整に不安は有ったが、何とか走行を敢行することが出来た。台湾からの取材陣とスープラの一部を引き継ぐオーナーとセレクトレーシングメンバー数台で湾岸ドライブとなった。私自身ドライブするのは2年ぶり位である。2~3回セッティングの確認を兼ねて実戦ドライブをしたが当時と全く変わらないコンディションで若干のサスセッティングの変更のみで体慣らしをした。
現役GT-Rを駆るメンバーさんとも軽いバトルも出来るポテンシャルだった。
例の湾岸ドライブを某時間帯に行った、編隊を組むのは走り慣れた現役ランナー達
暗黙の意志疎通も出来ている。安全走行でデモランを終えることが出来たが、最高速区間アタック半ばでリヤタイヤバースト一歩手前な状況になり2、、マイルは達成できなかったが客人さん達にあの感じを味わっていただけた様子だった。
勿論日本のチューニングカーの戦闘力も確認して頂けた。最後にはGT-Rの同乗・・
危険な走行も味わったようだった。
今の世の中(メディア関係)はチューニングカーの評価等は一部のプロドライバーがサーキット等の周回タイムや個人の感想でしか表されていない、使用用途以外の所での評価は実戦的ではないと考えている。偶然的にタイムが出せるサスペンションSETなど何の役にも立たない、基本は一般的なドライバーの操作に寛大な、条件が変わっても安心感を与える挙動を示すマシン作りであると考えている。有るところから操縦性が激変するようなSETでは命、或いは社会的に存続すら危ぶまれてしまう。
マシンとオーナーが一体化できる車作を重要視すべきだと言うことを再確認した。
(澤 英一郎)