開始 - ASマレーシア

Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2005/08/18 14:44

癒しの国タイ、バンコックから約2時間でマレーシア、クアラルンプールに到着する。何故か時差は1時間縮まる。
昨夜は結局よく寝られなかった。(笑い)
現地でのスモッグの影響がNEWSで報道されていた、やはり夕刻以上に暗かった。
しかしピークは過ぎており影響は薄れていた。ピーク時は喉が痛くなり有視界も数メーターだったそうで実走できるのか心配されていた。

 
先ずは厳しい税関をあっけなく素通り出来て一安心だ。
荷物にはパーツが入っている。課税対象になりそうな物もあるし先ず言い訳がじゃまくさいのである。前もって英会話の虎の巻は作ってはいたが・・「これは私がセパンサーキットを走るために必要な自分の車のパーツである!」「私はドライバーである」・・・





早速、今夜の仕事の段取りをする。前回時間切れで出来なかった33Rを金プロ化する。今まではFコンV制御だった。大容量INJに変わっているのでレスポンスが悪かったそうだ。エアフロ仕様だし吹き返しのストールも多かった。一通りのチェックを開始する、点火時期がイニシャルで5度以上進んでいた。油断も隙もない!Vプロのイニシャルデータを纏めるにあたり熱帯圏専用の補正項目を作った。先ずは水温補正を0度からとか吸気温補正も0度からに悪戯してみた。点火時期も現地燃料に合わせ作り直した。条件的マージンも多く取り入れている。
燃料の特性は以前に作業したEVO8MRで十分ノック限界が判ったので気が楽だった。燃料のノック特性は負荷状態でのノックを聞かないと判らないからね。
このSHOPにはダイノも設置されていた。お客さんも多種多様で活気がある。

通常と違い僕は助手席で色々する。ドライバーには走り方の方法を伝えてはいる。空港に向かう高速道路で実走予定だ。案外マレーシアの高速道路は道がうねっている。旧式の某サスペンションでは突き上げが酷い!





ブーストチェックやノッキングチェックに気を使う。一通り走行TESTを済ませ、料金所先の路肩でデータのまとめをする。付き添いマシンは歴代GT-Rが揃っていた。その時、不審な車が通り過ぎていった!?緊張が走ったがそのまま過ぎていった。しかし後日・・・遭遇する。

セッティングも終盤に近づきオーナー未踏のパワーが出てきた。
レスポンスも通常で調子も良い感じ!途中でSTD34Rとの80k~180k競争も・・・調子はGOO!



未体験スピードまで出しすぎたか!リップスポイラーが脱落していた。
途中で何か擦れ音が時々するなぁ~と思っていたが・・



デビルスポイラーは落ちません!(笑い)
その後、基地では興奮冷めやらないドライバー達で雑談。
ホテルへのチェックインは朝前だった。あいにく高級な部屋しか空いて無かったようで未体験な部屋ですごすことになった。この時期観光客が多いそうだ。
問題の帰りの便の変更をお願いしておいた。

我が家のようだ?
広いベット!1人では寂しいぞ!



明日は12時にロビーだ。早くも睡眠時間は赤字だ!
僕の睡眠時間7時間は必要だ。

(澤 英一郎)