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必死で現場作業 - ASマレーシア

Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2005/08/19 14:52

前回は慣らし運転できるところ迄で時間切れとなってしまっていた。
先ずは燃料ポンプの設置と取り付けしなければならない。
前回足りなかったフィッティングは持ってきている。

取り付け等は案外時間を食ってしまう。前もって頭の中ではレイアウトしているのだがパーツや材料の物理的問題が有るので苦労する。
アルミパイプは残り20㎝足りなかった。足りないところはホースで繋いだ。



ボッシュポンプ3個必要なエンジン仕様であるから気を使う。
ポンプ制御も金プロで行う。それに伴う配線も細々していて大変だ。
工場は暑く休憩するところにも冷房は無い！水分を絶えず取っておかないと頭が呆けてくる。説明書を読んでいてもなかなか理解できない。



決して怠けているわけではないのだが・・
工具探しやパーツ探しにも時間を取られる、ストレスとなってきた。疲れた顔しているなぁー



しかし何とか段取りよく作業を進め、予定が見えてきた。19日深夜には通常走行での実走チェックを行うことが出来た。新品Sタイヤに履き替える。
エアコンが無いので覚悟して乗り込んだ、現地ハイオクで実用限界パワー辺りまで確認することにした。エンジンSPECは公開しないが1000HPはオーバー予定である。ほんちゃんはドラガス使用で・・ブーストは2.4になるだろう。(笑い)



低負荷領域から詰めていき徐々にブーストを掛けていった。ドライバーもパワーに慣れていないので手間取った。まあ当然なんだけど・・軽くブースト1.4位でマッピングを終えた。高速走行で気になった、油温が高い(105度)ところは明日追加オイルクーラーで解決することにした。5速8000RPMチョイでうち切っている。トルクバンドは5500RPMから8000オーバーで有るから末恐ろしい。1000CCINJはもう7割は吹いている。
出国前に実走した某33Rとほぼ同じである。



高速道路の路肩でマップの仕上げをしていたら・・・警察車両が近寄ってきた。
キッチリ降りてきた。オーナーが呼ばれ何やら話をしている。付き添いの車はノーマルの乗用車だったが同乗の人は嫌な顔をしている。僕は知らない振りをしていたが視線が気になった。
体感的に嫌悪感がはしる。本当なら写真を撮るのだが・・・まあ自粛した。その後の話では昨日の実走時に通り過ぎた不審な車と同じだったようだ。
「セパン耐久レース前の走行TESTをしていた」と言ったそうだ。事を荒立てることは良くないので罰金(解決料)を支払ったそうだ。金額は日本人メカニックを雇うくらいだからと相場より高い目だったらしい！道理でチラチラ見られていたわけだ。



基地に戻り作業着を洗濯し干して帰った。ホテルに戻ってからもデータ整理とマニュアルの熟読をしていたのでまた朝になってしまった。
明日は1時から行動予定であった。