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大阪海上道路
Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2005/08/27 15:02フィクション in 某ストリート
僕にとって久々のサタデーナイト!気温も若干下がったようで絶好のナイトドライブをきめる。
最近・・海外遠征の予定が多く気ままなサタデーナイトを決められない。まあええ歳した中年!出撃する大儀も必要だ。闇雲に走り回ってばかりは おられない事情も有るのだが・・
いつの間にかチューニング道を歩んで20年~T/M操作歴20年~
サーキット場も走る事は有るが、余り本意ではない。
何故なら昼間だし・・・余った時間の深夜ドライブが好きなのである。
しかし何と言っても公道だ、注意を払うことはサーキットの比では無い。
極端な話サーキットは飽きるんだ。最後はマシン勝負になる。一発タイム狙いともなれば新品タイヤで1周の命、季節も寒い寒いなかでだ。他のサーキットも行って走ってみたいが練習時間の制約がストレスになるし・・行きたいときに行けるのが公道走行可能な深夜専用マシンの良いところだ。税金も掛かっている。当然万が一の時は損保会社が守ってくれる。しかし10年来お世話になってはいないが・・ライセンスも10年以上無事故無違反扱いである。サーキットで練習して公道で安全にドライブが理想である。
良く話題になるがサーキットが早い奴と公道(闇時間帯)が早い奴どちらが偉い!?等の議論は尽きないようだが・・・僕はドラテクはどちらも重要、共通する物があると思う。しかし路面と壁の有無が違う、サーキットはコースが足りません。
気を付けての合図の縁石の盛り上がりがある、ランオフエリアも減速帯もある。
見通しも良い、爽快な風景だ。少々キャパ以上のオーバースピードで進入してもコースアウトする位でマシンのダメージは殆ど無い。だから案外無謀でもいける訳だ、無謀さが無ければ並なタイムしか出せない現実もある。無謀なドライビィングで出せるタイムも並上辺りで頭打ちするのであるが、先ずそこに到着しなければ上は望めない現実がある。普通はそこで一進一退してマシンと気力を消費してしまう。
公道にはコースアウト=自爆の鉄則がある。他の一般走行車にも迷惑を掛けられない、追い越し様に速度差があって怖いと感じるのはドライバーとして仕方ないことだろう。車線を塞ぐとか追いやる行為は極力避けなければならない。
深夜戦闘機は一般車からは想像も出来ないポテンシャルがある、その使用領域で交わせば一般車のドライバーは恐怖感すら与えないで過ぎ去ることが出来るだろう。絡んだときは離れて通り過ぎることが重要だ。
戦闘機同士の走行は特に注意が必要である。何故なら国籍?不明機同士ポテンシャルが判らない、パイロットも不明である。偶然遭遇することも多いが極力交戦することは避けたいモノである。お互いランデブーしていれば自ずとポテンシャルは見えてくる。危険なめをしてまで交戦するものではない、それはサーキット場で行われるレース競技ですればいいのだから・・サーキットで行われるレース競技は殺伐としたモノになる筈だ、最近見られるレースのピット風景はMTG風で和気あいあいムードで魅力が無くなったと感じているのは俺だけか?!だから余計に接触事故が多くなっているかもしれない、相手が引くだろうと思い?!無理な突っ込みをするからである。しかし一般公道では過失割合が問われる、何があっても過失割合を考えた走行をしなければいけない。追突は絶対駄目だ!一般車から見れば戦闘機の後方ほど危険なモノはない、ブレーキングが別物だからだ追突する可能性は著しく大きい!まあ遭遇しない事が一番安全なわけだ。戦闘機乗りは遭遇しにくい時間までステルス走行をお薦めしたい。
ココからは脳内の世界!一部フィクションである。
大阪には大阪海上道路という俗に言う湾岸道路がある。
開通当時から通行しているが路面もまあまあ綺麗で深夜ドライブにはお薦めな高速道路がある。
数年前は築港ゼロヨン組と湾岸(上組)で築港某レストラン前は賑わっていた。
出!入り口から上がりNP迄単独或いは数台で競い合った時代がある。
殆どが大排気量ターボマシンだ。タイヤもハイグリップラジアル使用は当然でグリップ感を求めサーキット用Sタイヤ装着車が多かった。
週中でも深夜練習に来ているマシンも多かった。週中にセッティングして週末前のイリーガルレースに備えているのだ。
週末はお遊びだった。週末前の深夜・・空いた一瞬を狙って待機していた。
当時は未だトラック等が少なかった、しかし区間全てクリヤーという一瞬は年に2~3回有るか無いかだった。同じ意志を持ったドライバー達!暗黙の了解があった。それは、出来るだけ目立たなくクリヤーを狙う!当時はネットも普及していない時代、自分が口外しなければ広まることはなかった。
口外することは自分の楽しみを潰すことになるからである。
僕も参加していたが規律正しい集団であった。ある時間にどことなく集まりええ時間帯に瞬間移動する。偶然の遭遇しか巡り会うことはない。
待っていて遭遇することは殆ど無かった。
1~2年の間に参加者は増えていった。当然規律は乱れ、メディアの晒し事になり自然消滅していった。レーススピリットはサーキットで行われるようになっていった。正常進化と言える。
俺からすれば一過性の流行にのる気はない、練習場所は色々と場所を変え楽しんできた。仕事柄チューニングスピリッツは褪せることはない。
最低限のモラルは失わないように絶えず注意は払ってはいる。
スポーツカーの人気低下がささやかれて数年になるがマニアは残っている。
週末のNPでは昔の面々の顔ぶれが見られる、みんな生き残った強者であろう。
ネットが普及して呼びかけやMTGといわれる集まりも数年前よりたやすくできる時代に変わっている。またマシンの進化やタイヤの進化もあり、以前より依り安全にドライブが楽しめるようだ。深夜徘徊は何時の時代でも魅力的な事である。
色々な犠牲を払いオーナーとチューナーのやる気で完成したマイカーを走らせてみては如何だろう。チューニングカーのステージは深夜徘徊なのだ。
オレンジの灯が案内をしてくれているが感覚を狂わせる。

走行開始タイヤ温度もソコソコで先ずココ!リミッター

次はココ!進入でリミッターギャップを斜めに踏むが挙動を乱さない舵角が必要。ギャップを恐れたラインでは・・・

アウトIN一部路側通行するくらい、クリップ辺りまでに減速しないと立ち上がりはバンクが抜けるので踏めない。

手前から減速を十分に!

路面のギャップが有るけどココでも・・減速注意!出来なければ大阪方面へ・・ギャップも使い方で曲がる方向に利用するときもある。

5か6か迷う!路面は受けて上げているから・・ゴルフで言えば強めに・・

減速を十分に!途中ブラインドで暗いです。立ち上がりは路肩ギリギリとなる。ココも!

登り切った先にココも!先読みが肝心!中途でライン変更は不可!?だろう。微妙な加減速でクリヤーすると直ぐにリミッター!加減速は決してブレーキを踏むのでは無いですよ、加速もENDまで登っていると余り加速しません、走行抵抗と作動制限4輪駆動ブレーキの微妙な減速です。先頭車両からの乱気流にもご注意!

減速を十分に!

余裕が有ればクーリングしてパーキングに!そろそろバーストするかな?っと心の準備を・・
スポーツ愛好家がサーキット走行でもマンネリ化した今、新しい刺激となるかもしれない。入門攻略DVDもマニュアル本も無いけどね。今はマニュアルが多すぎる!マニュアルのない手探り事は刺激が一杯かも!新サーキットが出来れば即走り方DVDとかが出る時代だ。面白み半減だろう。その点ココは・・・マニュアルでは表せない
複雑さがある。
さて・・・僕自身の事なんだけど・・
実は海上道路走行はマンネリ化していた。マシンとタイヤの進歩で刺激が減ったのである。
すこしサーキット走行に気が行っていたのは事実だ。僕のポリシーとしてココでの戦闘機は 最低290は出なくてはいけない。GT-Rに関しては305!ギヤ比とエンジンパワーを含め最低条件である。且つ峠もソコソコレベルでいけるエンジン特性も譲れない。
エアコン装備・・・当たり前である。
この週末TEST走行で最新チューニングの34Rオーナーと同乗でドライブした。
このマシンのTESTは実走で何回かドライブしているが僕自身実戦することは初めてである。実戦とは全てのパフォーマンスチェックを要求される命がけのTESTなのである。
軽い気持ちで望んだが、、不安要素が無かったのでキッチリ踏んでしまった。
最新マシンでは過去の様子と違うことが判った。出~NP間で300(メーターで)出るところが6箇所も有るではないか!3箇所ほど増えていた。
ギヤ比もドンピシャ!ギヤも6速だ。出~NP間くらいはびくともしないエンジンとブレーキそしてタイヤだった。コーナーリングもワイドトレッドにアーム加工されたサスペンション懐も深い、デビルスポイラーとアンダーパネル等で武装された空力追加物の効果も侮れない。異次元の進化を味わうことが出来た。
僕の中でマンネリ化した感情はぶっ飛んだ。あのパワーを使い切るには全てが高次元に噛み合っていなければ無理だ、勿論、体調はスッキリ冴えていなければマシンに着いて来れない。
この体験で気になったことも判ったので次回に向け対策中である。
リヤのメンバー剛性を上げなければ・・・リヤタイヤのコーナーリングフォースが発生する一瞬、何かが反発している。その領域はスピード280辺りで舵角45度前後の進入で表れる。まあ向きは変わりやすいのだが、どうも偽物の挙動だ。自然、人為的でない気がする。
フロントLSDも入れよう、ロック率は初期で効かせその後一定になる方向で、舵角が少ない領域での巻き込み感を少し加味できれば安心感が出るだろう。トルク配分は独自の方法だが強いアンダーは出ていない。
全開時では舵角で5度くらいアンダーかな?馬力は650~700使用である。ブーストは1.3だった。一応のブーストリミットはタービン音を聞くからに1.8辺りである。
マダマダ序の口のTESTだった。
このルートはどちらかと言うと入門コースである。何故ならスタートが曖昧でタイヤ温めの終了と全開開始がアバウトなのである。先頭のマシンが引っ張ることになる。しかし最後には共走した相手とは何かが共有できる、至高の時間が
魅力だ。一番は安全第一である。
以上 GT4大阪海上道路編での事である。当時なにわ湾岸バトルってゲームソフトも有ったよね。
(澤 英一郎)