デビュー戦の準備 - ASマレーシア

Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2005/09/07 15:11

セパンドラッグレース in 海外

マレーシアのオーナーさんのR32プロジェクトメニューを終え遂にデビュー戦の時が来た。
マシンはマレーシアで全バラされた箱を遠征して造り上げた物だ。
作業は全てASスタッフでおこなった。
約のべ24日(1日10時間労働)掛かった。国内で作業しても1ヶ月は軽く見積もられる作業内容であった。
マレーシア入りする前日はバンコック経由した、少し充電するためでもある。
マレーシア直行便では到着した日から直ぐに仕事に掛かる気がしないし機内で6時間チョイ拘束は僕のケツの痛さの限界に近い。
バンコックでの充電は僕的には必要みたいだ。

早朝発の便なのでBKKのホテルを発ったのは7時であった。BKKは雨模様だった。
KL着は昼である。何故か時差が1時間ある。空港に迎えに来てもらい即ワークショップに向かった。
ワークショップはサンウェイと言う車屋が集まるエリヤに有る。
到着して直ぐに作業着に着替える
前回やり残したことから仕上げていく。予定とパーツの手配はあらかじめ考えていた。停車時の水温対策として電動ファンを取り付ける。
水温でのファンコントロールは金プロで行うことにしていた。

早くも犬の様に・・・(´ヘ`;)ハァ(´ヘ`;)ハァ
ファンカップリングも新品に交換した。これでスタート練習を連続で行っても水温は上がりにくくなるだろう。常夏の国だ、日本の常識は通用しない。最低気温は20度以上、現地の車にはヒーターレバーすらない。



しかしファン制御が効かない?配線図と設定方法を何度も確かめるが駄目だった。暑いし疲れてくるしテンパッテ来た。同じページを何回もめくっているようだ。



結局、、金プロユニットを交換して内部設定をやり直すと正常になった。
フューエルポンプコントロールも正常に作動しだした。
おそらく金プロ内部のスイッチングTRがパンクしているのだろう。何回確かめても判らない筈だ。逆に傷口を増やしたと思う。

ワークショップ内にはタービン交換・セッティング待ちの車が待っている。
無駄な時間の消費は禁物だ。出来ないモノは出来ない!出来そうで有れば努力する対応が重要みたいだ。日本人的な曖昧さが残る対応だと・・・
結局ホテルに戻ったのは深夜3時だった。
当然想像はしていた。その為の充電はしてきている。
しかし不可解なトラブルは辛い。明日はツインインジェクターの動作を確認しなければならない。今はメインIJ1000ccで制御しているがおそらくブースト2k以上で容量が一杯になる、追加IJ風な作動方法で制御する予定だ。

まだまだ後日の予定は一杯有った。

(澤 英一郎)