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予定終了
東西対決企画(^_^;) - HotVersion DVD
Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2005/10/28 16:52ホットバージョン収録 in 筑波サーキット
天候不順で延び延びになっていたホットバージョンDVD撮りが筑波サーキットにて行われました。
嬉しいことに西のGT-R代表に選ばれました。
一時鈴鹿サーキットにて行われる予定で少し気が楽だったのですが天候不順で中止となりました。
マシンの参加要項はナンバー付でフル装備(エアコン・オーディオ・内装)車両でタイヤはSタイヤです。
チューニングカーと一括りにして、まんまレース用マシンが一発の速さを競い話題になった時は過ぎ去ったようだ。やはり・・ユーザーの域を超えてしまっている。アタック用タイヤは2周で終了だからね。
この時の模様は12月初めに発売される予定です。
僕は昼間の映像系は苦手なんです、見苦しいところはカットされると思いますが
残っていたらごめんなさい。
前日の昼前に出発。都内には夕刻に入ることが出来た。
道中は東京タワーだ!六本木ヒルズや~~_(・・ ))キョロ(( ・・)キョロ

到着してから撮影機材をSETされていた。早朝5時にホテルを出発する。

未だ血圧が上がっていない様だ。


正味の大阪湾岸走行用マシンだ。ファイナルすらそのままである。
筑波で実用になるか楽しみである。最高速320k通勤快適仕様で東の大御所マシンに何処まで迫れるか・・・ドライバーさんも初顔合わせでマシンの大まかな説明をしたが・・取り敢えずスクランブルS/Wと効果だけは念入りに説明をしておきました。。

筑波の最終立ち上がりランオフエリアが広がっていました。
ココまで広ければ◎が見えないうちに全開踏めそうですね。

収録が終わってからも置き撮りが続く、、、

西組は積車トラックで帰路9時間の旅・・・

湾岸線だぁ~~ここで350k出る所なんだ。
キョロキョロしてました。
しかし日本の建物は照明も含めて地味ですね。でも造形美は素晴らしいと思います。

12月初旬にDVDが発売となりました。
そろそろ撮影模様をダイアリィーに書ける時期になりましたので思い出しながら書いてみます。
土屋圭一さんの主謀する?DVDには2~3度出演したことが有るように思うのですが
・・・今回の取材依頼には少し緊張しましたね。
タイトルが・・東西対決!東はあのマインズアタック号ですよ、事前にはアタック号と似た方かも知れないと聞いておりましたが、、
レギュレーションは此からの旬となるであろうストリート使用カーを使ってのサーキット勝負、タイヤは市販Sタイヤ、内装等はノーマル、快適装備は削除できない等であった。
我々の考えと同じ志向の企画である。喜んでエントリーの申し出をお願いした。
最初の予定時期はまだ残暑が残る筑波サーキットであった。しかし天候がすぐれなく延期となってしまった。その後鈴鹿サーキットで行うことになった。
近場の高速の国際サーキットである事からGT-Rの力を発揮できると勇んだ。
今回のエントリー車両はユーザーカーで最高のポテンシャルを持っているだろうと思われるマシンである。正にコンセプト通りの使われ方をしておりストリート怪速使用である。サーキット走行もしておられるがあくまでも基本テク向上の為であり自分のテクを誇示する為の周回記録狙いは二の次である。サーキットで基本テクを習得しストリートを安全に高次元に走る!そしていつの間にか周回でも上位タイムが出せている・・趣味として最高の遊び方である。我々はそのお手伝いを業としステップアップの無駄を出来るだけ省いたチューニングメニューをご紹介する、お互いハッピーである。しかし近年のタイムのみを重んじた風潮、レース業界からのフィードバック?でサーキット走行車両が専用車両的にされてきた。
我々は、特に私はストリートもサーキットも走行できる車両のチューニングを重視してきた。なぜなら長く続けたいからである。怖い間は飽きない物である、怖いパワーを保持し怖いくらいのコーナーリング性能を保てるマシンのチューニングカーを目指している。
しかしローカルサーキットはチューニングカーの性能を出し切れない、コーナーリング性能のTESTは出来るが・・・
市販車ベースのチューニングカーの場合サーキットを速く走るに必修な車両重量軽減が限られている。無駄な重量増としない為にコストも掛かる。
GT-Rの場合最低重量は市販状態であれば1530kgを切ることは難しい。
しかし安全装備のロールケージを入れるとSTDより重量増となってしまう。
その為にエアコンやヒーター・・あげくにドアの樹脂化・・
その後ゼンバラしての配線間引き・・・レース専用車と同じになる。
操縦性もピーキーとなり専属メカニックがその時のコンディションでSET替えをしなければ安全に走れない車となる。
勿論車検はほぼ無理な状態となり一般的な動産価値はゼロ?!
移動すら積車で・・・っとなり趣味の領域を超えてしまうと感じる方が殆どとなる。我々は何とかギリギリの線を模索しているが、ボーダーラインは快適装備が有るか無いかでおおむね方向性が別れると考えていた。
DVD企画での快適装備・内装の削除は駄目という趣旨には大賛成だった。
筑波サーキットでの走行となったがそれは仕方ないだろう
オーナーさんにも快諾して頂け、我々は現状を維持しつつ少しの軽量化で望むことにした。車重は15?0kg迄シェイプした。
対する東のマインズタイムアタック号は1400前半と雑誌等で公表されている。おそらくボディーも引き締め加工が全面に致されているのが見て取れた。ドア周り、シャーシの至る所に溶接補強が致されている。
ボディーをゼンバラして要らない部材を削除したりする事まで出来ないので重量ハンデは仕方ないだろう。N1車両の製作は経験しているがノーマル風に見せる軽量化ほど手間と労力を食う。実際メーカー系の一部販売N1車両は外板が薄い車両があったことはレース界では周知の事実である。しかし徹底的にノーマル然としているが燃料ラインはツインであった・・・
エンジン等パワー系に関しては一切現状維持とした。セッティングはオーナーと某所で確認しサスペンションSETも現状を基本とした。ここでの現状とは一般道走行時と同じという意味合いである。
本当ならばタービンを34D→33DもしくはT78等のミドルサイズのシングルターボがマッチするであろうが・・ファイナルギヤも3.7に変わっているのでそのままとした。それも本当は3.9辺りが良いのだが・・ジオメトリーも超高速域での安定性と走安性を重視、小蛇角時のグリップ感重視としている。
我々のチューニングカーの基本!オールラウンドモーターカー理念を通すことにした。
ビデオのコメントにもあるようにアンダーが強かった・・
アクティブLSDと4WDセットがアンダーを誘発しているようだ。
超高速域を意識しての関西ストリート風味のセットで望むしかない我々が短時間の筑波サーキット走行でいつも悔やまれるSETを繰り返してしまった。
全くこのマシンをドライブしたことのないドライバーにいらない動作をおわせるブーストスクランブルS/Wも失敗だった。コーナー区間で踏みやすいと考えた通常ブーストでは
普通の速さであるから・・・ブーストコントロールは自動制御にすべきであった。反省。
最後に取りあえず関西湾岸使用のチューニングカーでも筑波はほぼ走られるって事を確認できた。一般的なチューニングカーは筑波分切りの壁が有ると言われる。市販周回用コンパウンドのDL02GR1の進歩もあるしチューニングカーでの最大級タービンを低回転から実用にしてくれるOS3Lエンジンの効果も侮れないだろう!案外簡単に達成できて悔やむことなく帰路に着くことが出来ました。
FDの旋回性能の高さは良くわかっているのでサーキットでGT-Rとドッコイで走れるのは納得である。むしろドッコイで着いていけるだけでも良い方かも知れない。このマシンのステージは安全な加速とMAXへの挑戦が楽しめる高速ストリートだし。。しかしいつ見てもマインズタイムアタック号のセットアップは独特のSPLな物を感じますね。あのLSD効果と操縦性は素晴らしい!チューニングの品の高さと知性を感じますね。
エンジン特性もオーソドックスな仕様で仕上げてある。控えめで600hp以上とコメントしておられた新倉氏の言葉に自信がうかがえられた。でも・・・関西某所ではチューニングカーを駆る興奮がでないのよ!僕自身もあの仕様のフレキシブルさは良く判ってはいるんだけど・・・STDファイナルで5速後半までは着いていけるが・・
このマシンは翌々日の鈴鹿走行会にはオーナー自らの参加予定であった。
鈴鹿にはドライブしていただいた伊藤大輔選手も来られていて鈴鹿の走行会にマシンがあるので驚かれていました。(笑い)