オートセレクトJAPAN

クアラルンプールに到着

Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2006/06/07 14:56

マレーシア遠征 in 海外

マレーシアの玄関クアラルンプール空港には日が沈んだ夕刻に到着した。時差は1時間進んでいる。迎えに来てもらいSHOPの有るSUNWAYエリアに直行する。現地の言葉は主に英語で時々広東語・・マレーシア語も聞かれて何がなんだか判らないときがある。車関係は俗に言う日本語英語？で何となく通用するがイントネーションに慣れが必要のようだ。要は物まねをすればいい・・

例えばフロントパイプをダウンパイプと言ったりする。僕もジャパニーズ、タコ足はＥＸマニと説明したりした。(笑い)
前日のBKK滞在で幾分耳が英語にも慣れ過ごしやすかった。環境や言葉が変わると、しばらくは脳のクロックが極端に遅くなる。

SHOPに到着して荷物を解体・・・手荷物便は下ろしセッティング等の機材を整理する。セッティング機材を現車に装着、点検をすると電源が入らない・・・
出来るだけコンパクトにまとめている為に機材の疲労が多いようだ。配線が中で断線していた。プロとして情けない道具だが修理は即完了した。一応スペアは携行している。旅行等の段取りは凄く悪い方だが仕事やレース関係の段取りは案外いいと思っている。まあ直感重視なので何となくヤバイ所が見えるのかな？？

今夜の予定であるお客さんの車はスタンバイしていた。SHOPのメカニックは若く元気で感心する。仕事も早い！きっと良いメカニックになるであろう。メカニックの素質は有る程度一緒に作業していれば判ってくる。
今回の作業はSUBARUインプレッサばかりで有るが仕様変更の車も多いので段取りは立てやすかった。チューニング済みの車で新規データと入れ替えは2台有るが新規データチェンジ時は気を遣う、前より良くなければいけないからだ。試されるとやる気が出るモノで先ずは現状のA/Fとチューニング内容を把握してセッティングを進めていく。マレーシア・シンガポールにもVプロチューナーは居る、何回か他国で顔を合わしたことはある。僕自身SUBARUの経験は日本での大排気量車種に比較して少ないのでトライである。潰さないように注意を払い且つMAXパワー(ブースト)をも求められる。半端なSETで満足してくれるほど甘くはない。セッティングが終わったらこれでもかと言うくらいに酷使！TESTをする。最近それが快感になってきた、「もっといかんかい！セットと補正値が甘くて指摘するならせんかい！」っといった感じでハイになっている。

実走はSHOPオーナー任せであるのでフィーリングを掴むのに時間が掛かるが、この人は運転が巧い！この踏み方での此処が知りたい所を気持ちよく再現してくれる。何回かコンビを組んでいるのでセッティングのやり方が理解されてきたようだ。限界ブーストでの最高速は当然トライするがパーシャル域のフィーリングも重要視するタイプなので僕のセッティングスタイルと合うようだ。
全開だけ踏んで終わらす方が何倍も楽なんだが・・・

その夜は2台で有ったが1.5台で終わった。宿には朝6時に戻った。宿はオーナーの自宅でシャワー・洗面付きの来客用ルームが有る。豪邸だった。シャワーと洗濯をした。しかしTVが無いので睡眠にはいるまでタイで購入した日本語の旅行本を読んで落ち着かせた。

昨夜とは偉い違いである、慣れた(覚悟)していたが・・(笑い)

続く・・