CIVICレース最終戦 西コース

Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2001/11/11 02:22

鈴鹿クラブマンレース Rd.6 in 鈴鹿サーキット

CIVICレース最終戦 西コース
鈴鹿JAF戦デビューして10年余りとなる、最初に参戦したのはシビックレースで有るが今年限りでシビックレースは無くなる。特に鈴鹿シリーズはレベルが高く全日本シリーズでも鈴鹿出身勢は絶えず上位入りしている。シリーズ上位者はF1GP時の前座レースの出場資格が与えられ大勢の観客の見守る中、日本一決定戦に挑むことが出来る、僕も数年前2回出場したことが有る。何とか個人で出来る最高峰レースカテゴリーだ。来年からはインテRのワンメークとなる。

鈴鹿シリーズはダンロップワンメークタイヤで争われ、タイヤに関してはイコールとなっている。エンジン・シャーシは様様で有るがレギュレーション違反が無ければ殆ど横並びで有る、時折ストレート区間で数車身速いマシンが見受けられるが再車検に入る上位マシンには居らない、ほぼイコールで争われている。

EK9シビックになってからエントリーしていなかったが、レースマシンが有ったので今年から参加している。先ずはスリックタイヤに変わっておりFF車の挙動にも慣れを要した、リヤの接地性をフロント駆動で?コントロールが大パワーFRに慣れていると限界域で遂、大パワーFRのアクセルコントロールになってしまう。レース展開でもスリップの付き方が甘い、遂つい顔面を半分位出してしまう。FF独特の挙動と対処が蘇るまで数回掛かり130Rクラッシュや過去最低予選グリッドも体験した。僕自身マシン任せの捨て身一発タイムは苦手な方である、朝一走行も夜行性の体にはこたえる、テンションが上がらない。予選では不利だが決勝での追いかけモードは得意だ。しかし予選で最低シングル入りしておかなければ本当の面白みは無い。

今回は参加台数が少ないので予選A・B分けは無い、今年は突いてなかったクラス分けだった、上位常連車が片方のグループに偏り決勝レースで大荒れになる。
前日の練習でもマシンの状態・動きも良い、予選時は新品タイヤだ、大体0.8秒アップする予定でいけばシングル入りはいけそうだ。

CIVICレース最終戦 西コース
予選当日は絶好の日寄り、路面温度も下がってきているので2周当たり付けをしアタックに掛かるがデグナー1発目4速チョンブレで進入スピンアウトしてしまった
リヤのグリップが出ていなかったようだ。コース中コースアウト車両が続出イエロー区間が多い。本来イエローが出ていてベストラップが出ているとタイムが取り消される裁定が出たこと有るが今回は皆さん気にせずいっているようだ。
さて気を取り直し次のアタックに備えブレーキを引きずり蛇行しながらタイヤ表面をクリーニング。先ずは無難に計測周回をクリヤー次の周に賭ける。
130R メーター上8600立ち上がり音も高い!Pラップは9秒5を表示した
しかし予選計測とPラップ計測位置が違うため9秒667で7番手と同タイムで8番手となったポールは9秒1 澤 誠二郎ドライブ38号車は9秒3で4番手。
39号車は今年最高ポジションで一安心、やっと過去の定位置に近づいてきた。

CIVICレース最終戦 西コース
決勝レースは冷静なスタートで130Rには4番手で進入クリヤーしかしショートカットで前車の2台が絡みコースアウト巻き込みスピン 38号車は間一髪でかわす、僕もブレーキングしつつ交わすラインでいくがフロントタイヤをヒットしてしまった、そのままいければ後続車は大幅に離れ良かったのだが、、パンクしてリタイヤとなってしまった。今回のポール車両は初ポールらしく焦りが見受けられた、結局38号車の猛追に負け沈んだ。若干傷つきながらも38号車が優勝した。
   
(澤 英一郎)