AS走行会SPL - 鈴鹿サーキット

Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2001/12/09 02:37

鈴鹿フルコース走行会 in 鈴鹿サーキット

AS走行会SPL - 鈴鹿サーキット
国内最高峰と言われている、鈴鹿サーキットフルコースでJAF戦の合間に走行会を組み込んでいただいて3年目となる。最近はスポーツ走行が盛んになり閉鎖的といわれた鈴鹿サーキットも、一般に走行の機会が開かれるようになってきた。しかしまだまだクラス分けの基準や参加ドライバーのレベルも曖昧でハイパワー車両を全開でタイムアタックできる走行会は見あたらない。日曜日の開催は殆ど無いし参加費用は高価である。

セレクト レーシング TEAMとして十年来鈴鹿サーキットの公認レースに参加し上位成績を収めてきた、レース開催団体との御縁も出来た。鈴鹿クラブマンレース開催中の時間に走行会が出来るようになった。毎回参加者の高レベルな走行を見ていただき、継続して開催させて頂けるようになった。

今年の開催は一時危ぶまれたが、間際で開催の目処がたった、次週にAS走行会最終戦がおこなわれる為、参加募集は告知無しで鈴鹿サーキット経験者の少数精鋭で望んでいただくことにした。

エントラントの方々は主にハイパワー車の経験者が多数で思う存分アタックされていたようだ、ユーザーさんのトップタイムはFDを駆る塚本さんで2分21秒1とレースマシン顔負けのタイムを出されていた。GT-Rではイエローシャーク号がやっと最近みまわれていた4駆トラブルから復帰し17秒台が軽く出たが、イエローイーグル号はパワーが無く昨年の記録を下回った21秒1で終えてしまった。

AS走行会SPL - 鈴鹿サーキット
今現在のSタイヤでのレコードは16秒台で旧イエローシャーク号が保持している。
やはり鈴鹿は素晴らしいレーシングコースだ、攻める気になる前に精神が続かないとの参加者の声が多数だった。マシンの仕上げも超重要項目である。

ロガーで見ると裏ストレートエンドは260km/hになっていた。次の130Rは迫力が有る。怖いけど面白いところだが、無理は絶対に禁物な面をもつ奥深いサーキットである。

(澤 英一郎)