ATCS参戦 現地より

Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2003/07/18 14:19

アジアツーリングカーシリーズ戦 in 海外

海外初参戦はタイランドのパタヤ近郊にあるBIRA国際?サーキット。
昨年、当社EK9を売却したときのオーナーのデビュー戦の為セットアップと顔見せを兼ねて行って走行TESTをしている。全く知らないサーキットではない。

パタヤは常夏で昼間は32~35度位あるリゾート地である。タイランドは昨年行って、色々案内して貰ったが、我々標準的日本人には刺激がきつすぎた。
その辺りは詳しく書くとエロ系サイトになるので控えるが正直カルチャーショックを受けて帰った。。

さて、このシリーズは2レース制で予選も2回行われる。コンテナがサーキットに到着したのは16日の夕刻 フリー走行は16~17日行われるので何とか間に合った。コンテナから車・機材を降ろして即メニュー通りの作業に掛かる。

まずT/Mファイナルレシオ変更からだ、この作業は日本を出る時間に間に合わなくて、残りは現地で作業すると決めていた。サスペンションSETは昨年の走行とCARSON TEAMからの教えであらかじめSETしていっていた。船積み前にセントラルサーキットにてシェイクダウンと方向性の予想を詰めていっているので大幅な変更は無かった。フリー走行は別段問題なしでドライバーの慣れとコースに応じた小技の習得に徹していた。我々もギャラリィーしながら各車の動き・各ドライバーのアクセルワークを集中して見ていた。ギャラリィーと言っても現役ドライバーばかり。

皆さんから的確な意見が出されていた。私もロガーからエンジン回転やコンディションを分析し少しずつマージンを削ったセッティングに変更していった。
エンジン・その他の問題は全く無く、ストレートスピードもトップクラスと遜色がない感じであった。フリー走行タイムもほぼクラストップタイムに近いものだろうと想像できていた。

タイヤはミシェラン ワンメイクである。最初は使い慣れたダンロップで走行。
その後ミシェランで足の最終確認をおこなった。ワンメイクタイヤは独特の特性のようで熱い地でも全く垂れない、最大グリップはそれなりだが特性的には完成されているようだ。タイヤの温度分布も申し分ない状態であった。ダンパーもクラックスレース用改で減衰クリックのみ合わすだけでSET終了した。BIRAサーキットは路面ギャップの結構酷い所でコースレイアウトじょう縁石カットは必要だが、無駄な跳ね等は無かった。ロールスピード合わせだけに集中できたのでSETは楽であった。
セントラルで合わせて正解だったようだ。

ブレーキに関しても全く問題なかった、制動屋ブランド初海外レースだったがサポートドライバーからのフィードバックが行き届いていると思う。
前後バランスも絶妙、タイヤとのマッチングもほぼOKだった。
コースを覚えてからのブレーキングポイントの奥さでは負けてはいない。

しかし我々の心労は38号車だけでは無かった、CARSON TEAMのDC2がノーマルB18Cのバルブリテーナー割れでエンジンブローした。急遽前に我々がOHしたエンジンを搭載する事になった、その時に準備していたCAMを組みエンジンセッティングまでもしなければならなくなった。レギュレーション上VTECレスにはウエイト軽減処置がおこなわれる。VTECレスで10mmバルブリフトCAMに交換作業を夕刻から始めた。組み替えが終わったのは深夜前である、時差2時間を考えると深夜で有った。。

エンジンを現地レースメカニックに預け、その後載せ換え作業に掛かっていた。
我々はサーキットを後にした。
明日も予定が一杯で有る。

(-_-)zzz
(澤 英一郎)