ATCS 日本ラウンド決勝日

Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2003/09/28 15:28

ATCS in オートポリス

決勝レース日は絶好の秋晴れだった。Rd9は38号車ドライバー共々オートポリス初レースである。上位2台は地元勢且つ日本最速シビック使い達だ、レースラップでオートポリス独特のラインと攻め所引き所が明らかになるだろう。通常熟練ドライバーは速く走るキモを自分から喋ったりはしない、レースでしか習得できないと思う。車載映像からも前車のセットアップは読みとれるので第一レースは極力安全に完走を目指すようドライバーと確認し有った。

ATCSシリーズ戦のエントリー車からすればいつも通りの2番グリッドだ。Dv2クラスでは2番手に3秒差を付けている。しかし日本からのエントリー組が上位に入ってきている。花木選手は10.6秒で総合8番グリッド久保選手のEG6は11.0秒で10番グリッドに付いている。38号車は8.3秒で3番グリッドに付いた。7秒台に3台黒木ファミリィー2台にDv1のDC5山野選手であった。

レースは10周で行われる。スタート早々上位3台の争いはあったが予想通り黒木ファミリィーが絶妙のコンビプレイで後続をブロック、そのまま逃げ切る展開になった。38号車はDv1のDC5を交わし総合3番手でトップに遅れること5秒で無事に終了した。20秒差でクラス4番と6番に花木選手と久保選手が入った。レース時のBESTラップも自己BESTでトップ勢ともコンマ2秒差と詰まってきた。ほぼ計画通りの展開となり次の2レースではアタックを掛けられる準備は出来てきた。

レース終了後にはTV撮影用にインタビューは別室で行われた。

ATCS 日本ラウンド 2003
約3時間後にはRd10第2レースが行われる。レース終了後即メンテナンスとセットアップの修正を話し合う。車載映像とロガーデータと比べ合わせ次の作戦を練る、タイヤ選択も重要で第2予選時に使用しなかったNEWタイヤを決勝で使うことにした。予選時にNEWを投入しても順位に変動は無いだろうと判断したからである、レースモードを経験してコースを熟知してから第2レースで一角を崩したかった希望も有った。グリッドは先程と同じ様そうである。しかしBESTラップも上位2台とほぼ遜色が無くなってきた今、レース展開は面白くなりそうだった。スタート後は案の定上位2台は周回をこなすが38号車はテールツーで追いかけている。ストレートでスリップに付き何回かインを差し掛ける、3周目辺りに1コーナーでインを刺す!2台併走したまま1コーナーを抜けるが外の6号車は半分ダートに落とした。パスは成功した。モニターを見ていた我々一同は思わず奇声を発していた。

その後数周に渡って6号車の猛追が始まった、未だ不慣れな38号車ギヤ比の関係で最終コーナーが少し戸惑いが見られる、ストレートでスリップに付かれたブレーキング競争でイン側の6号車がミス!38号車は一瞬ステアするのをためらう位にすっ飛んで来た。そのままコースアウト。今回最大の見せ場で有った。我々一同はモニターに釘付けだった。クラス3番手には久保選手のEG6が入っている、レースラップは9秒台に入れてきていた。38号車も8秒フラ!トップは7秒8がBESTラップと出ている。
レースは総合2番クラス2番で無事終了した。39号車久保選手は3位でお立ち台に立つことになった。我々一同大喝采で表彰台に向かった。Dv1ではGaryDC2も3位に入ったがドライバーは疲労で替わりに花木選手がお立ち台に!

初めてのオートポリスサーキット我々にとって良い勉強になった気がする。近々チューニングカーでのアタックの為の良い練習になっただろう。コース的には日本の路面はミューが高くタイヤの摩耗が今までとは違い凄く摩耗したことが印象的だった。

(澤 英一郎)