お仕事 - 珠海サーキット 2004

Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2004/02/21 17:23

珠海ピット遠征メンテナンス in 海外

前日の疲れを癒し、昼前に珠海サーキットのPITに到着。気温は22度辺りすごしやすい気温だ。
サーキット内はレースWEEKの為か活気が溢れている。
PITに到着、そこで先ず目に付いたATCSマシンとご対面。ボディーは綺麗に修復されていた。初戦でボコボコになっていた側面は無交換で板金処理されていた。板金技術も見習うべき物がある。日本の板金技術はコストの関係からか交換屋になってしまっている、仕方がないが残念だ。カッティングシートも外され全塗装されていた。

先ずはPITでGARY DC2のチェックをする。今年からレースマネジャーが変わったのでデータのやり取り上のトラブルのようだ。エンジンCPUのデータを正常に転送、おきまりのIGタイミングのセットで本来の調子に戻った様子。早速TEST走行でコースイン・・あっさり自己BEST更新してしまった。超強力エンジンの威力かも?!謎



ロガー解析を手伝い、ファイナルギヤ変更の指示とレブリミット変更をした、タイヤ選択のアドバイスも伝えた。その後の予選ではDC2レコードと思われる51秒0が達成!大喜びであった。今回のレースは珠海の地元のレースで2Lまでの改造クラス、10周回で2日連続の2ヒート制で有る。またまたリタイヤできない過激なレースである。予選は無事にこなした、一安心であるが次のレースは10周、しかしライバルとのタイム差は2~3秒有るので少し安心、しかし本当のライバル車は今日はリタイヤだが明日出場すると聞いている。

その後の決勝レースでは無難に周回をこなし
優勝する事が出来た。周回ラップも53~54秒!昨年の自己BESTタイムで有る。昨年一年でFBMWとATCSでの参加でドライバーのテクが大幅に上達している。

我々は喜びも程々に・・・ATCSマシンのメンテに取り掛からなければならない。若干不慣れなFF車メンテ・・意地とやる気で乗りきる(謎)某さんもまさかN1シビックなんて・・な感じ。(笑)
レースの合間を見て、各部をばらしておいたのでエンジンはその日に降ろすことが出来た、コンテナの中からスペアエンジンを出し補記類を移動していく。

明日にはエンジンを搭載出来る目処が付いたので終了。
PITでは明日の2レースに向けまたまたファイナル交換、しかしこの選択は薦められたものではなかったが、エンジン回転の低減を狙いトラブルを避けたかったのだろう。

珠海の夜は週末なので大勢の人で賑わっていた。

(澤 英一郎)