色々・・・ - マカオ

Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2004/11/19 21:12

澳門GP見学 in 海外

澳門GPは歴史のあるレースイベントである。今回で51回目となる。
昨年は50周年記念ででレースは2週間に渡っていたが今年は3DAYで行われる。慌ただしく各レースが行われようとしていた。
レースカテゴリーはツーリングカー5種目フォーミュラーは3種目バイクまで有る。パドックの入れ替えも案外スムーズに進行している。

レースを運営している規模も半端ではない、昨年は参加していたので見る余裕は少なかったが、今年は色々見ることが出来た。
レースの警備を統括しているのは軍隊(警察)で有る。出入りに関してのセキュリティーは厳しい。レースに携わっているスタッフの人数もオリンピック並であろうか?実は見たことはないが・・

このレースイベントには日本人も大勢参加しているようだ、各カテゴリーで日本人選手の名前を見かける。特にフォーミュラー系には若手有名選手も多数参加している。ヨーロッパからの参加TEAMも多いようだ。パドックには国際色豊かな人々がたむろしていた。勿論地元勢は大勢だが巨漢に圧倒されているようだった。







取材陣も多い、カメオヤジも一杯は何処のイベント会場でも同じだ。
各TEAMのメンテ状況も勉強になった。クラッシュした車両の修復状況やセットアップ状況をこまめに見に歩いた。特に欧州車の造りには独特な物があった。
先ず最低限の強度しか確保していない造り、軽量化も有るのだろうが本質は修復時の復元し易さに有ると思う。ホイルが砕けるほどのクラッシュをすればサスペンションアームは曲がるか折れるかしている。ロッドエンドも最小限の大きさを使って砕けさせてボディーやメンバーへのダメージを減らしているように見受けられた。だから現場での復帰はパーツ交換で復旧してしまう。しかしボディー本体は元々丈夫そうだが更に頑丈に造ってある。

欧州の激しいレースを生き延びるには復旧しやすい造りに進化しているのだろう。
サスペンションパーツも各セクション事に別れていてアームはメンバーを介して取り付けられている。日本ではクラッシュしてもパーツは折れては駄目で曲がるのは未だ良いと思われている。しかしダメージはボディーまで及び即日復旧は殆ど不可能に近い、また復旧しても不具合が残る事が多い。見習うべき事は色々あった。



ホンダシビック・インテグラは何処に行っても一杯である。
上位TEAM~下位TEAMの各マシンを見てみたが色々工夫をしていて面白かった。
物に頼らない(良い物を知らない)状況で色々工夫している所を見ているとこれがモータースポーツの原点かもしれないと思った。レベルの高低じゃ無しに心意気に共感した。取り組んでいるスタッフも皆さん凄く熱心であった。
丁度、関西で言うと中山時代を思い出す。


我々のTEAMは例のごとく色々な問題点が勃発していた。
余り詳しくは暴露できないが、、、ドライブシャフトのブーツ破れ・エンジンのメタルトラブル・・・なんとも・・・CPUのセットは順調なのだが・・
スペアエンジンもG/K抜け気味で有った、ハイコンプでH/Gはノーマル間の板抜きで各平面度は不明である。過酷な澳門では保たないからH/G交換を要請したがエアー抜きで作業終了したようだった。CTMカップ車両はサスペンショントラブルで昨年の予選タイムすら更新しなかった。エンドのスピードは昨年より出ていたのだが・・

車載映像を見る限りドライバーのテクは有るようだ、完璧な状態のマシンと体制が有れば勝てると思う。

続く・・

(澤 英一郎)