序章 - 台湾

Posted by Eiichiro Sawa | Category: イベントダイアリー | Posted on 2004/12/04 22:45

台湾出張 in 海外

年末の慌ただしさの予感がする中、台湾からオファーがあった。
夏前に国内を脱出した通称デビルスープラが異国の地で復帰させることが今回の任務であった。台湾では左ハンドルではないと走行できない法規がある。
左ハンドル車両(USモデル)と合体させての復帰計画であった。

関西湾岸最速と言われたデビルスープラ・・・果たして蘇ることが出来るのか!
我々に課せられた荷は重かった。



僕一人で管理出来る荷物ではなかったが、訳有って相棒は出国拒否(入国拒否?)
で急遽一人旅となってしまった。
台湾は初めて行くところである。前回トランジットして免税店の雰囲気は掴んではいたが不安であった。


あいにくの台風発生で雨だった。気温は殆ど日本とは変わらないような気がした。
空港で現地の迎えを待つ。税関もスムーズに通れ一安心だったが、この荷物を一人で移動させることは辛いものがあった。超過料金も当然支払った。

久々に対面したスープラ!左ハンドルになっていたが配線その他色々とチェックすることは多そうな気がした。このスープラは前オーナー共々印象深いマシンである。異国の地での無事現役復活を祈った。

SHOPにて前回日本に来られたメンバーと逢った、再会を喜んだ。
台湾と日本、歴史的にも親交が深いところだ、車好き同士うち解けることに時間は要らない。手前に持っているBOOKは大受けした「大人の会話帳」である。会話に関しては日本語の読解もうまく簡単な英語単語!でも十分通じたようだ。チューニングカーに関する言葉は万国、身振り手振り・擬声で十分通じると判っているので不安はないが・・・




お世話になるのは「やまみち」と言うチューニングSHOPである。オーナーも大の車好きでドライバーでもある。メディア系の仕事もされているようで日本とも行き来を良くされている。チューニング屋のトップらしい馬力のある方である。(笑い)






明日からの作業段取りを自分なりに立てておいた、限られた時間で中途半端にならないところで仕上げる事はプロとして重要なことである。出来れば最高の状態でフィニッシュ出来れば完璧であるが、こればかりは予測が出来ない。
明日からの激務に備えて充電することにした。初台湾の宿は日本で言うラブホ(モーテル)で有った。台北の少し外れなので観光ホテルは無かった。
大きいベッドで寒さに縮まって寝た。

(澤 英一郎)